「球磨冗句の楽しみ」では「肥後狂句」や「薩摩狂句」に抗して、年々すたれる一方の「球磨方言」を活かし、笠(上の句)に蓑(下の句)を着せる「冗句」、このジョークに繋がる投句を楽しみませんか。地元誌「どうぎゃん」にも掲載するヨとの呼びかけ。
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ちなみに6月の笠は次の四つ
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○ございたぞ ○ほめくよなア ○しゃまぎって ○おまいもな
| | [規定] 郵便ハガキで一人何句でも 締切 平成18年5月31日(水)必着 |
| 〒868-0066 人吉市田野町3539 前田一洋さん宛 |
| [参考句] ○ぐらしか トノゴが外でふるうとる(湯前あさひ) ○じんべんなこと 日のあるうちイ戻っやら(種やん)
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というぐあい
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前東京大学教授で大東文化大学教授・日本中国学会理事長丸尾常喜(7期)さんが今回埼玉から出席と判明。介して講師をお願いしたところ、急遽「犬童球渓と中国」と題し、彼の地でも「旅愁」が愛唱されていたとピッチも正確に中国語の譜面で、良い声で、しかもアカッペラで始められたのには正直驚いた。まさに[記憶に残る東大生タイム]でした。
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映画「北辰斜にさすところ」作りに多大な私財を投じ、撮影を人吉で!と足元の盛り上がりを期する廣田稔弁護士が今秋、「草の乱」「月光の夏」を撮った神山征二郎監督のメガホン、三国連太郎・緒方直人のキャストでクランクインが決定などと進捗状況を説明。
折よく来阪中の神山監督も会場に見え、壇上から人吉の印象や撮影への協力を要請されました。ご好意で「近畿繊月会」の文字もスタッフタイトルの中に流れますので成功を期し、ご協力をお願いします。
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シメ登壇の渋谷先生はつい先日、中国から帰国されたばかり。2月から熊本日々新聞夕刊に「新説・剣豪丸目蔵人佐」(1540〜1629)が連載中。戦乱の京で上泉秀綱に剣を学び新陰流を習得、やがて「タイ捨流」を草案し全九州に広めた、肥後人吉の剣客の物語だが、剣法の創始・流布とは?キリスト教との関連は?等など併せて考えたいと益々旺盛な意欲で執筆中。
今回は300年来、生活用水や灌漑水として今なお綿々と補修・管理が維持され、球磨盆地一帯を潤し続ける「幸野溝」と開削者高橋政重、「百太郎溝」について、見逃しがちな先人たちからの計り知れない恩恵や逸話を話されました。
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来賓は本部会長寺床住夫、校長代理西田宏伸、鐘が丘ホーム理事長永田卓夫の3氏。
司会は第1部/杉原育代、第2部/吉野あや子、第3部/大川英登の皆さん。
総会は中谷泰子(9)副会長の謝辞で終了。なお本総会議事中、今期で中谷さんが本職を退任し、白石(五木)玲子(10)幹事が後任に薦挙されました。ご苦労様でした。
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前回から会場後方に有瀬通販店が開店し、モンゴルや中国奥地の産品を販売していますが、珍品が廉価で手に入ると重宝されています。
久保田保義さんから「青白磁」を毎年も頂き、長老檜前アヤメさんがじゃんけんでゲット。6月に大阪大丸で個展が開催されます。
寺床会長は「夕葉川」「純金繊月」「彩葉」などの球磨銘酒を持参され、里の有縁の皆さんからの「酢蛸」も卓を飾り、恒例の「お土産贈呈」「校歌斉唱」「自己紹介」「大阪締め」と澱まず流れ、里帰り気分の和やかな懇親会で閉幕。それから出席者の約半数が場を移し毎回「歌いたい・飲み足りない・話し尽きない」名残の二次回となります。
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延々11時間の長丁場に球磨焼酎ではいかに呑んべーでも確かな自己管理が必要で、以前は「酔っ払い」も点在していましたが、近年は取捨も自覚も進んだかでお行儀良く皆無の体。帰宅後家人に謹慎でも食らったのでしょうネ。定刻19時のお開きでした。
次回も桜のころになりそうですが、運営やその他諸々についてお気づきの点がありましたらご連絡下さい。
会報第3巻「10回記念総会号」を発刊し、今回の欠席者や日ごろご協賛願っている方たちへ順次発送しています。
運営上無差別に振替用紙も同封していますので悪しからず御了承下さい。
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