2月20日(日)曇霙 20km 参加者7名。 要9時間 |
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《梅は咲いたか桜はまだかイナ》京は雪が舞うかもの予報。駅から秀吉が拓いた東山に向かい、初めてあのでかい問題の梵鐘を見た。余程の魂胆なしには「国家安泰君臣豊楽」と白く囲まれてはいるのだが、それでも下から離れては見えぬ。この方広寺と隣り合わせに徳川に取り壊され、明治13年再建の別格官幣
社・豊国神社が在る。秀吉が贅を尽くし、没四年前に建てた伏見の隠居城の唐門などの遺構が、西本願寺と大徳寺とここにもあった。偶然この四ヶ月の間に皆で歩いていた。白川沿いの梅も祇園名所だがまだ固い。
お昼は三条橋袂の弥次喜多像近く。熱燗が喉を擦った。竜頭舟が浮かぶ神泉苑もまだ蕾。本命なる天神へ向かうが、北山颪しが吹き荒び、顔を見合わせバス停を探す。後で計測して判ったが。歩行がすでに15qを越えていた。程なく雪が止み、再び思い直し天神さんへ。途中。夜桜の平野神社で神官の深い解説が聞けた。道真の天神さんでは、牛と紅白の梅に蝋梅が待っていた。桜も楽しみなルートだが20qは会最長記録。知らぬ間に歩いた雪と寒さと弱音嫌いのコントラスト。だが心根が今を残す。今夜も乾杯!。
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