大和路見聞録

世界遺産登録

古都奈良の文化財
Historic Monuments of Ancient Nara

 1998年12月2日の京都で開催された第22回世界遺産委員会で「古都奈良の文化財」が世界遺産リストへ登録されることに決定されました。日本では9件目、奈良県内では法隆寺地域の仏教建造物に続く2件目の登録となりました。
 今回新たに登録された資産は下記の8資産からなっていますが、個々に評価されたのではなく、「古都奈良の文化財」として、奈良の文化や歴史そのものが評価されたということです。

1.東大寺

聖武天皇の発願で建立された官寺で、金堂(大仏殿)、南大門など(正倉院を含む)8棟の国宝と18棟の重要文化財を登録。なお、大仏も金堂と一体として登録。

2.興福寺

藤原氏の氏寺として建立された寺。北円堂、五重塔など国宝4棟と重要文化財2棟を登録

3.春日大社

神の降臨する山として神聖視されていた御蓋山(みかさやま)の麓に、藤原氏の氏神を祀った神社。本社本殿の国宝4棟と重要文化財27棟、および史跡春日大社境内を登録。

4.春日山原始林

841年に伐採が禁止されて以来、御蓋山とともに春日大社の社叢として保護されてきた原始林。社殿と一体となって形成されてきた大社の文化的景観を構成する資産である。特別天然記念物春日山原始林に指定されている。

5.元興寺

6世紀に蘇我馬子が造営した飛鳥寺が平城京に移されて元興寺となった。極楽坊本堂、禅室の国宝2棟および重要文化財1棟を登録。

6.薬師寺

天武天皇の発願で建立された官寺で、東塔、東院堂の国宝2棟、重要文化財4棟を登録。

7.唐招提寺

戒律を学ぶための寺として唐僧・鑑真が759年に創建した寺。金堂、講堂など国宝5棟と重要文化財1棟を登録

8.平城宮跡

平城京の北端に位置する宮城跡、国の政治や儀式を行う大極殿や朝堂院、天皇の居所である内裏、役所の遺跡。特別史跡平城宮跡に指定されている。

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